塗装仕様書

新造船(外航・内航共通)

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船底部

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
エポキシ/
ビニルバインダー仕様
エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
200 16H 7D
ユニバーサルプライマー NT
クォンタム※1
クォンタム※1
50
※2
※2
4H
※2
※2
フリー※3
※2
※2
エポキシ/
エポキシバインダー仕様
エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
150 16H フリー※4
エポマリンAC(M)マーク2
クォンタム
クォンタム
100
※2
※2
16H
※2
※2
5D
※2
※2
  1. ※1 外航船へはクォンタムLLL、内航・小型船には新スリーエルも適用可です。
  2. ※2 運航条件により必要膜厚が異なります。塗付量、塗装間隔については、膜厚により変動しますので各データシートを参照ください。
  3. ※3 塗装前に塩分/汚れの除去を徹底してください。
  4. ※4 「ガイドライン」に従って処理することで塗装可能です。

水線部

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
エポキシ/
アクリル仕様
エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
150 16H 7D
パイオニアプラス
パイオニアプラス
40
40
4H
4H
フリー※1
フリー※1
エポキシ仕様 エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
150 16H フリー※2
エポマリンBTD
エポマリンBTD
40
40
10H
10H
フリー※1
フリー※1
エポキシ/
ウレタン仕様
エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
150 16H 7D
レタン6000
レタン6000
30
30
16H
16H
フリー※1
フリー※1
  1. ※1 塗装前に塩分/汚れの除去を徹底してください。
  2. ※2 「ガイドライン」に従って処理することで塗装可能です。

外舷部

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
エポキシ/
アクリル仕様
エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
125 16H 7D
パイオニアプラス
パイオニアプラス
40
40
4H
4H
フリー※1
フリー※1
エポキシ仕様 エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
125 16H フリー※2
エポマリンBTD
エポマリンBTD
40
40
10H
10H
フリー※1
フリー※1
エポキシ/
ウレタン仕様
エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
125 16H 7D
レタン6000
レタン6000
30
30
16H
16H
フリー※1
フリー※1
  1. ※1 塗装前に塩分/汚れの除去を徹底してください。
  2. ※2 「ガイドライン」に従って処理することで塗装可能です。

上甲板・艤装品

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
エポキシ/
アクリル仕様
エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
125 16H フリー※2
パイオニアプラス
パイオニアプラス
40
40
4H
4H
フリー※1
フリー※1
エポキシ仕様 エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
125 16H フリー※2
エポマリンBTD
エポマリンBTD
40
40
10H
10H
フリー※1
フリー※1
変性エポキシ仕様 エポマリンEX500
エポマリンEX500
100
100
16H
16H
フリー※1
フリー※1
  1. ※1 塗装前に塩分/汚れの除去を徹底してください。
  2. ※2 「ガイドライン」に従って処理することで塗装可能です。

上部構造物外面

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
エポキシ/
アクリル仕様
エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
125 16H フリー※2
パイオニアプラス
パイオニアプラス
40
40
4H
4H
フリー※1
フリー※1
エポキシ仕様 エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
125 16H フリー※2
エポマリンBTD
エポマリンBTD
40
40
10H
10H
フリー※1
フリー※1
エポキシ/
ウレタン仕様
エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
125 16H 7D
レタン6000
レタン6000
30
30
16H
16H
フリー※1
フリー※1
  1. ※1 塗装前に塩分/汚れの除去を徹底してください。
  2. ※2 「ガイドライン」に従って処理することで塗装可能です。

バラストタンク

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
変性エポキシ仕様 エポマリンEX21 プラス
エポマリンEX21 プラス
125
125
16H
16H
7D
7D
変性エポキシ仕様
(PSPC仕様)※1
エポマリンEX21 プラス
エポマリンEX21 プラス
※2ストライプコート必須
160
160
16H
16H
7D
7D
  1. ※1 PSPC(Performance Standerd for Protective Coatings):バラストタンク塗装基準のことを言います。新造船における期待耐用年数15年のバラストタンク塗装仕様を実現するための規則であり、このPSPC規則に準じた船舶のバラストタンクに適用する塗料および塗装仕様は、その船が所属する各国の船級協会(NK、LR、NV、BV、KR、CR、ABSなど)の認定が必要になります。

原油カーゴタンク、バラスト兼用タンク、スロップタンク

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
変性エポキシ仕様 エポマリンEX600
エポマリンEX600
125
125
16H
16H
7D
7D

飲料水タンク

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
エポキシ仕様 エポマリンFW-NS 300 36H 7D

プロダクト/ケミカルタンク

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
エポキシ仕様 エポマリンプライマーPC
エポマリンPC100下塗
エポマリンPC100上塗
50
125
125
12H
16H
16H
7D
7D
7D
無機ジンク仕様 SDジンク1500A 90 48H フリー※1
  1. ※1 塗装前に塩分/汚れの除去を徹底してください。

ホールド

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
エポキシ仕様 エポマリンAC(M)
または
エポマリンAC(M)HS
200 16H フリー※2
変性エポキシ仕様
(ドライホールド)
エポマリンEX500 150 16H フリー※1
変性エポキシ仕様
(バラスト兼用)
エポマリンEX600 200 16H 7D
  1. ※1 塗装前に塩分/汚れの除去を徹底してください。
  2. ※2 「ガイドライン」に従って処理することで塗装可能です。

内部

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
油性仕様 SDマリンビルドプライマー
SDマリンBTD
SDマリンBTD
80
35
35
12H
15H
15H
フリー※1
フリー※1
フリー※1
高温多湿油性仕様 SDマリンビルドプライマー(M)改
SDマリンBTD
SDマリンBTD
80
35
35
16H
15H
15H
フリー※1
フリー※1
フリー※1
変性エポキシ仕様 エポマリンEX500
エポマリンEX500
80
80
16H
16H
フリー※1
フリー※1

注) 船舶の内部区画に使用される塗料は、難燃性塗料であることの認定(SOLAS認定)が必要です。国際航路に就航する船舶では、その船が所属する各国の船級協会(NK、LR、NV、BV、KR、CR、ABSなど)、内航船においては、国土交通省(JG)の認定が必要となります。

  1. ※1 塗装前に塩分/汚れの除去を徹底してください。

潤滑油タンク

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
エポキシ仕様 エポマリンPC100下塗
エポマリンPC100上塗
100
100
16H
16H
7D
7D

ボイド、コファダム

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
変性エポキシ仕様 エポマリンEX500 100 16H フリー※1
油性仕様 SDマリンビルドプライマー赤さび 80 12H フリー※1
  1. ※1 塗装前に塩分/汚れの除去を徹底してください。

高温部

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系統 塗料品名 膜厚
(μm/回)
塗装間隔(20℃)
MIN. MAX.
アルミ塗料仕様 SDマリンビルドプライマー 80 12H フリー※1
プラチナイトR
または
SDマリンBTDシルバー※2
20
20
16H
16H
フリー※1
フリー※1
シリコン塗料仕様 テルモ300下塗
テルモ300シルバー
30
20
12H
12H
フリー※1
フリー※1
シリコン塗料仕様
(高温)
テルモ600シルバー
テルモ600シルバー
30
20
12H
12H
フリー※1
フリー※1

注) アルミ塗料仕様は常時100℃以下、シリコン塗料仕様は常時300℃以下、シリコン塗料(高温)仕様は常時600℃以下の環境に対応可能です。

  1. ※1 塗装前に塩分/汚れの除去を徹底してください。
  2. ※2 外航船には、プラチナイトR、内航・小型船にはSDマリンBTDシルバーも適用できます。

修繕船(外航船・大型船)

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船底部

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下地処理 塗装仕様 膜厚
(μm/回)
(部分補修の場合)
付着生物や塩分は高圧清水洗浄で除去し乾燥させる。汚れ、油、グリースなどは適宜、溶剤、洗浄剤を使用し除去する。浮いた塗膜、有殻生物などはスクレーパーで除去する。発錆(さび)箇所は、サンドブラストによりISO8501-1(SIS)Sa2.5 以上に処理する。パワーツールを用いる場合は、ISO8501-1(SIS)St3 に処理する。
エポマリンAC(M)
ビニテクトプライマー
クォンタム各種
タッチアップ
タッチアップ
フルコート
1回
1回
2回
200
50
(全面補修の場合)
付着生物や塩分は高圧清水洗浄で除去し乾燥させる。汚れ、油、グリースなどは適宜、溶剤、洗浄剤を使用し除去する。全面をサンドブラストによりISO8501-1(SIS)Sa2.5以上に処理する。
SDジンク100QD
エポマリンAC(M)
ビニテクトプライマー
クォンタム各種
フルコート
フルコート
フルコート
フルコート
1回
1回
1回
2回
25
200
50

※ 膜厚は運航条件により異なります。

水線部・外舷部

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下地処理 塗装仕様 膜厚
(μm/回)
付着生物や塩分は高圧清水洗浄で除去し乾燥させる。汚れ、油、グリースなどは適宜、溶剤、洗浄剤を使用し除去する。浮いた塗膜、有殻生物などはスクレーパーで除去する。発錆(さび)箇所は、サンドブラストによりISO8501-1(SIS)Sa2.5 以上に処理する。パワーツールを用いる場合は、ISO 8501-1(SIS)St3に処理する。 アペックスAC
パイオニアプラス
タッチアップ
フルコート
3回
1回
70
40
エポマリンAC(M)
各種上塗
タッチアップ
フルコート
2回
1回
100

ホールド

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下地処理 塗装仕様 膜厚
(μm/回)
(部分補修の場合)
塵埃や塩分は高圧清水洗浄で除去し乾燥させる。汚れ、油、グリースなどは適宜、溶剤、洗浄剤を使用し除去する。浮いた塗膜はスクレーパーで除去する。発錆(さび)箇所は、パワーツールを用いてISO8501-3 (SIS)St2 に処理する。
エポマリンAC(M) タッチアップ 1回 200
(全面補修の場合)
汚れ、油、グリースなどは適宜、溶剤、洗浄剤を使用し除去する。全面をサンドブラストによりISO8501-2 (SIS)Sa2.5以上に処理する。塗装前、被塗面に付着している塵埃は除去し清浄にする。
SDジンク100QD フルコート 1回 25

※ バラスト兼用ホールドの膜厚は、250μm以上となります。

バラストタンク

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下地処理 塗装仕様 膜厚
(μm/回)
(バリアーでの部分補修の場合)
清水洗浄で付着塩分、ヘドロを除去し乾燥させる。油脂類、油は適宜、溶剤、洗浄剤を使用し除去する。浮いた錆や塗膜はスクレーパーで除去する。既存の塗膜は、ワイヤーブラシやサンドペーパーで目粗しする。
ニューフォルテバリアー タッチアップ 1-2回 1000~2000
(タールエポキシ塗膜上の補修の場合)
超高圧射水(ハイドロジェット15,000psi以上)又はパワーツールにより発錆(さび)部及び塗膜欠陥部をISO 8501-1(SIS)St2以上に処理し、その他の部分は高圧水洗により汚れや塩分を除去する。
ニューフォルテDX
ニューフォルテDX
タッチアップ
フルコート
1回
1回
200
150

修繕船(内航船・小型船)

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船底部(2年仕様)

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下地処理 塗装仕様 膜厚
(μm/回)
(部分補修の場合)
付着生物や塩分は高圧清水洗浄で除去し乾燥させる。汚れ、油、グリースなどは適宜、溶剤、洗浄剤を使用し除去する。浮いた塗膜、有殻生物などはスクレーパーで除去する。発錆(さび)箇所は、サンドブラストによりISO8501-1(SIS)Sa2.5 以上に処理する。パワーツールを用いる場合は、ISO8501-1(SIS)St3 に処理する。
アペックスAC
クォンタム、新スリーエル各種
タッチアップ
フルコート
3回
2回
70
ビニテクトプライマー
クォンタム、新スリーエル各種
タッチアップ
フルコート
3回
2回
70
ニューフォルテ
アペックスAC
クォンタム、新スリーエル各種
タッチアップ
タッチアップ
フルコート
1回
1回
2回
200
50
(全面補修の場合)
付着生物や塩分は高圧清水洗浄で除去し乾燥させる。汚れ、油、グリースなどは適宜、溶剤、洗浄剤を使用し除去する。全面をサンドブラストによりISO8501-1(SIS)Sa2.5以上に処理する。
SDジンク100QD
エポマリンAC(M)
ビニテクトプライマー
クォンタム、新スリーエル各種
フルコート
フルコート
フルコート
フルコート
1回
1回
1回
2回
25
200
50

※ 膜厚は運航条件により異なります。

水線部・外舷部

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下地処理 塗装仕様 膜厚
(μm/回)
付着生物や塩分は高圧清水洗浄で除去し乾燥させる。汚れ、油、グリースなどは適宜、溶剤、洗浄剤を使用し除去する。浮いた塗膜、有殻生物などはスクレーパーで除去する。発錆(さび)箇所は、サンドブラストによりISO8501-1(SIS)Sa2.5 以上に処理する。パワーツールを用いる場合は、ISO 8501-1(SIS)St3に処理する。 アペックスAC
パイオニアプラス
タッチアップ
フルコート
3回
1回
70
40
ニューフォルテ
エポマリンBTD
タッチアップ
フルコート
2回
1回
100
40
エポマリンAC(M)
レタン6000
タッチアップ
フルコート
2回
1回
100
30

ホールド

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下地処理 塗装仕様 膜厚
(μm/回)
(部分補修の場合)
塵埃や塩分は高圧清水洗浄で除去し乾燥させる。汚れ、油、グリースなどは適宜、溶剤、洗浄剤を使用し除去する。浮いた塗膜はスクレーパーで除去する。発錆(さび)箇所は、パワーツールを用いてISO8501-1 (SIS)St2 以上に処理する。
ニューフォルテ
または
エポマリンEX500
タッチアップ 1回 150
(全面補修の場合)
塵埃や塩分は高圧清水洗浄で除去し乾燥させる。汚れ、油、グリースなどは適宜、溶剤、洗浄剤を使用し除去する。全面をサンドブラストによりISO8501-1(SIS)Sa2.5 以上に処理する。塗装前、被塗面に付着している塵埃は除去し清浄にする。
SDジンク100QD タッチアップ 1回 25

バラストタンク

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下地処理 塗装仕様 膜厚
(μm/回)
(バリアーでの部分補修の場合)
清水洗浄で付着塩分、ヘドロを除去し乾燥させる。油脂類、油は適宜、溶剤、洗浄剤を使用し除去する。浮いた錆や塗膜はスクレーパーで除去する。既存の塗膜は、ワイヤーブラシやサンドペーパーで目粗しする。
ニューフォルテバリアー タッチアップ 1-2回 1000~2000
(タールエポキシ塗膜上の補修の場合)
超高圧射水(ハイドロジェット15,000psi以上)又はパワーツールにより発錆(さび)部及び塗膜欠陥部をISO 8501-1(SIS)St2以上に処理し、その他の部分は高圧水洗により汚れや塩分を除去する。
ニューフォルテDX
ニューフォルテDX
タッチアップ
フルコート
1回
1回
200
150